妻が旅行中のある日。
長男が帰省した。
私が1人では寂しかろうと同情してくれたようだ。
夕方6時過ぎから近所の店で飲み始めた。
主にビールとワインを飲んだ。
店から自宅に戻っても飲み続ける。
以前、長男が宮城県に行った時の土産品、
清酒「日高見(ひたかみ)」を開けた。
結局、午前4時頃迄飲んだらしい(これは長男に教えられた)。
前後10時間程、2人だけで飲み続けた事になる。
私は酒がさほど好きではない。
と言っても誰も信じない。
でも、本当に酒が好きな人は、
たった1人でもしこたま酒を飲む。
あるいは連日、大量の酒を飲む。
私は若い頃から1人で大量の酒を飲んだ事は殆どない
(若き日に女の子にフラれてヤケ酒を飲んだ時位か)。
夕食の時も缶ビールを1本程度。
時折(ときおり)、誰か気持ちが通じる人と落ち着いて飲むのが、好きなのだ。
だからパーティーや宴会も好きではない。
酒を飲む時は、多くてもせいぜい5、6人位が望ましい。
一番良いのは1対1でじっくり飲む事。
まさに至福の時だ。
その1対1の酒も、近頃は息子と飲む時間が最高と思える。
それにしても10時間はさすがに飲み過ぎ。
3日間程、休肝日を設けた。